自分で出来る!自動車バッテリー交換の仕方。

自動車に乗っていれば不注意で半ドアやライトの点けっ放しでバッテリーが上がってしまったり、バッテリーの劣化によってある日突然エンジンがかからなくなってしまったなんて事があると思います。

そんな時に自分でバッテリーを交換していますか?

難しくて自分には無理だと決め付けてホームセンター、ガソリンスタンドやカーショップで安くない交換工賃を払っていませんか?

バッテリー交換は一度覚えてしまえば作業自体は意外と簡単です。

ここでは車のボンネットなんか開けたことも無い方でも出来るバッテリーの選び方から交換の仕方について説明します。



バッテリーの交換時期

バッテリーの交換のタイミングについてですが、正直言って完全にダメになって車が動かなくなってから交換する方がほとんどだと思います。

一般的に自動車のバッテリーの寿命は約3~5年程度と言われています。

車の使い方によって差はありますが、どんなに大事に乗っていても必ず寿命はきます。

バッテリーの寿命が近づくと現れる主な症状

・エンジンがかかりにくくなった

・パワーウィンドウ(窓)の開閉が遅くなった

・ライトが暗くなった

・バッテリー液の減りが早い

・バッテリー本体が変形したり粉をふいてる

等の症状が出たらバッテリーの寿命を疑ったほうがいいかも知れませんね。

大切な用事の外出時に突然バッテリーがお亡くなりになってしまい慌てる事の無いように定期的にバッテリーの状態を確認する事も大切です。 

バッテリーの選び方

1 自分の車についてるバッテリーを確認。

車のバッテリーと一口に言っても車の車種、年式によってそれぞれ合うバッテリーは違います。当然車に合ったバッテリーじゃないと付けられないですし、無理に付けようとすると事故や故障の原因になってしまいます。ということで新しいバッテリーを買うには、まず自分の車のバッテリーを知る必要があります。

お店に置いてある適合表で調べてもいいのですが、たとえばシビックで調べると…

 car-battery002

もうね、アルファベットと数字の羅列がゴチャゴチャしてて素人には何がなんやら訳がわかりません…

という訳で今搭載しているバッテリーを確認した方が早いと思います。

まず車のボンネットを開けてバッテリーの位置を確認。画像の赤丸の部分です。

car-battery003HONDAシビック car-battery004日産モコ

バッテリーをよく見てみると上面に謎の刻印があります。

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バッテリーを固定しているプレート金具があって見えにくい場合は10mmのスパナで外しちゃいましょう。

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ナットで二箇所止めてあるだけなので簡単に外れます。

ちなみにネジやボルト、ペットボトルのキャップなどは基本的に時計回り(右回り)で締まり、半時計回り(左回り)で緩みます。多数派である右利きの人が締めるときに力が入りやすいからというのが理由みたいです。普通に生活しているとあまり意識しないかも知れませんが知識として覚えておくと役に立つかも知れませんよ。

car-battery007

プレートを外すと55B24Rという文字列が表示されていますね。

これがこのバッテリーの形式です。新しいバッテリーを買うときにこの形式と同じ形式のバッテリーを選べばOKです。

バッテリー形式の簡単な説明

55B24Rの場合だと 55  24  というように4つに分けて順番に説明します。

まず最初の数字「55」は性能ランクです。この数値が大きいほど、容量・始動性が高くなり性能が良いという事ですね。

次の「」はバッテリーの側面のサイズになります。小さい物からA・B・C…Hという順に大きくなります。

次にある「24」という数字は単純にバッテリーの長さです。24ならだいたい24cm位だと考えていいと思います。

最後に「」。これは+-の端子の位置になります。RとLがあって、Right(右)のRにLeft(左)のLです。+端子がある方を自分に向けて+端子が右にあればRタイプ、左にあればLタイプ。

ざっくり言うと最初の数字が同じか大きく、残りのアルファベットと数字が同じバッテリーを選べば良いということです。

2 バッテリーを購入しよう。

自分の車のバッテリーの形式がわかったら同型の新しいバッテリーを購入するのですが、いざホームセンター等のお店に行くと各種メーカーの色々な種類のバッテリーがあって初めての方は迷ってしまうと思います。同じメーカーで同じサイズ(形式)なのに価格が倍以上違うものもありますね。

当然かも知れませんが基本的に値段が高いものは性能がいいです。

メンテナンスフリーといって定期的な補水メンテナンスが不要とか保障期間が長かったり、安全性の向上や軽量化されている等、容量以外にも様々な利点があります。まぁ難しく考えずに自分の愛車とお財布に相談して購入するのがいいと思います。たとえばもうすぐ車を買い換える予定の人なら高価で高性能のバッテリーを買うのは勿体無いですよね。

全体的にネットで購入する方が価格が安く、自宅まで届けてくれる等利点がありますが、何かあった際の返品の手間やほとんどの販売店で旧品処分の引き取りサービスをやっている事を考えると一概にどちらがお得とは言えないですね。

 注意 バッテリーは中に硫酸が入っているので、絶対に横倒しや逆さまにしないでください。

さて形式を元に車に合うバッテリーが購入できたら次はいよいよバッテリー交換です。

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実際にバッテリーを交換してみよう

 作業の前に最低限用意するものは、手袋(軍手で十分)、スパナ(10mm)、交換用バッテリーです。(例外はありますが、大抵の国産車は10ミリのスパナがあればOK!)

あまり長いスパナだと逆に作業がし難いので適度な大きさのものを選びましょう。

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はじめて交換する方はとりあえず最後の注意事項まで読んでからの作業をおすすめします。

まずは車のエンジンを切ってボンネットを開けましょう。安全の為絶対にエンジンは切ってください。キーがささってない状態にしましょう。

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まずはバッテリーを固定している金具を取り外します。

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金具を取り外したら次はバッテリー交換で1番重要なポイント、端子の取り外し(取り付け)です。

プラス側には大抵赤のビニールカバーがついてます。

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手順としては固定金具を外した後

1. バッテリーのマイナス端子を外す。

2. バッテリーのプラス端子を外す。

3 古いバッテリーを取り出し、新しいバッテリーをのせる。

4. 固定金具を取り付けてバッテリーを固定する。

5. バッテリーのプラス端子を取り付ける。

6.バッテリーのマイナス端子を取り付ける。

端子の部分は柔らかい合金等で作られていて変形しやすいので、あまり強く締めすぎないようにしましょう。

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以上で作業完了です! 初めての方がゆっくり慎重に作業しても30分かからずに出来ると思います。

注意する点として

・ 端子を外して取り付ける順番はマイナスから外し、プラスから取り付けると覚えましょう。

・ 端子を外すときにスパナの反対側の先端が逆の端子に触れないように気をつけて作業しましょう。(感電の危険があります。作業時は特に要注意)

・ プラスとマイナスを逆に接続してしまうとショートする危険があるので要注意。

・ バッテリーは結構重いので腰を痛めたり、バランスを崩してバッテリーを倒したりしないように気をつけて。

・ ハイブリッド車(HV)、電気自動車(EV)の場合は絶対に自分で交換しないでください。知識と技術の無い方は冗談抜きで命の危険があります。

・ バッテリー交換後に時計やオーディオ等の設定を合わせ直す作業が必要な場合があります。

さて、これでバッテリー交換の説明は終わりです。

最後に絶対無理はしない事。作業途中でもわからなくなったり、自分では無理だと思ったら無理せず出来る人やプロにやって貰いましょう。

勿論自分で出来るに越したことはないのですが、工賃をケチって怪我をするのでは意味がありません。安全第一です。

それでは良いカーライフを。