東北の有力企業「アイリスオーヤマ」の社長退任!気になる後任人事は?

生活用品を広く扱っているアイリスオーヤマの現社長「大山健太郎(72)」氏が2018年6月30日付での退任を発表しました。

アイリスオーヤマと言えば、最近では人気番組のアメトークで炊飯器が紹介されて大ヒットしたり、一昔前はキムタク(木村拓哉)も使ってるとかTVで言ってた回転モップなんかもヒットしましたね。

アイリスオーヤマってどんな会社?

アイリスオーヤマは宮城県仙台市に本社をおく企業です。

プラスチック製の収納ケースなどのインテリア関係から、ペット用品、園芸用品、LED、米、そして最近では家電事業に力を入れている東北を代表する会社でもあります。

かなり手広く事業を展開しているので、ホームセンターなどにいってよーく商品を見てみると、あちこちの売り場にアイリスオーヤマの商品が多いことに気付くはずです。

東北のプロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」や宮城のJリーグチーム「ベガルタ仙台」メインスポンサーでもあります。他にも仙台フィルハーモニー管弦楽団への支援なども行い、地元との結びつきが非常に強い企業ですね。

IRIS OHYAMA社長「大山健太郎」について

代表取締役社長である大山健太郎氏は昭和20年に8人兄弟の長男として大阪で生まれ高校卒業まで過ごします。元々東北出身の方じゃなかったんですね。

高校卒業後、会社を経営していたお父様が病気で亡くなってしまい、大家族を養うために19歳の若さでプラスチック製品の加工会社「大山ブロー工業」を継ぐことになります。十代で社長就任です!(まぁ社長といっても下請けの中小企業だったみたいですけどね)

そして継いだ会社をそれなりに順調に経営していくのですが、現状に満足しない大山社長は搾取される下請けからの脱却を図ります。実業家はやっぱりそういう野心がないとダメなんでしょうね。

1989年に会社の本拠地を当時政令指定都市になったばかりの仙台市に移し、1991年に現在の「アイリスオーヤマ」を設立します。

プラスチック収納ケースなどで大きく飛躍した会社は次々に新たな分野に進出し、2016年にはグループ全体の総売上高3460億円までに成長します。

一代でここまでの会社を築き上げた大山健太郎さんは東北を、いや日本を代表する実業家の一人と言えますね。

ちなみに社名の「アイリスオーヤマ」のオーヤマは大山でしょ、じゃあアイリスって何?って知り合いのアイリスの従業員に聞いたところ「さぁ?昔聞いたかもしれないけど忘れた」とのことでした(笑)

調べたところどうやらギリシャ神話の「虹の女神」からとったとか取らないとか。

退任後のアイリスオーヤマ次期社長は……?

さて立志伝中の人である大山健太郎さんが退いた後、急成長を遂げたアイリスオーヤマは誰が会社を継ぐのでしょう?

ってまぁ実は普通に現取締役であり長男でもある大山晃弘氏が社長に就くそうです。

知り合いのアイリスの方は見たこともないって言ってましたが、 海外でバリバリやっていた方らしいので安心ですね (`・ω・´)

現社長は会長職について睨みをきかせるみたいですし、いってみれば禅譲ですねー。某家具店のようなお家騒動は起こりそうにありませんね(笑)

まとめ

というわけで一代で巨大なアイリス帝国を築き上げた皇帝が退任します。

「初代は凄かったけど二代目は……」なんてことにならないように頑張ってほしいものですね。

まぁどの立場で言ってんだよって話ですけど(笑)

ちなみに私はアイリス商品ではマットなしの布団乾燥機が気になってます。この際だから思い切って買っちゃおうかな?