サブロクバンとかシハチバンって聞いたことありますか?
これは建築業界などで使われている板のサイズを表す言葉です。
サブロク板(3×6板)
これは単純に日本の尺貫法でサイズを表したものです。
1尺が約303mm(30.3cm)なので
3尺×6尺のもの。つまり909mm×1818mmとなりますが、一般的には数字を切り上げて
「910mm×1820mm」のサイズの板を通称サブロクバンと呼称します。
大きなベニヤ板やコンパネなんかがこのサイズですね。
※ 製品サイズが900mm×1800mmのものをサブロク板と呼ぶこともあるようです。
シハチ板(4×8板)
同様にシハチバンは4尺×8尺のサイズなので
約1230mm×2430mmになります。
メートル法と尺貫法
現在私達は普段の生活ではメートル法という長さの単位を使用しています。
世界基準のメートル法に移行する以前には日本固有の単位である尺貫法(しゃっかんほう)を使用していました。
現在では廃止されている尺貫法ですが、日本の土木・建築業界では使い勝手の良さと長年の慣習から今も使用されています。
実際の建築の現場ではメートル法と尺貫法、両方の単位が使われているんですねー。
メートル法を使用していない意外な国
現在地球上のほぼ全ての国で使用されているメートル法ですが、まだ移行していない国があります。
中東の小国でしょうか?
やりたい放題のアノ国でしょうか?
それとも貧しい発展途上国でしょうか?
違うんです。
世界経済の中心であり、世界最強の軍事力を持つ超大国
アメリカ合衆国(United State of America)
なのです。
アメリカはヤード、ポンド、インチ、マイルといった独自の単位系「ヤード・ポンド法」を使用しています。
さすがアメリカ様だぜ! (実際には取り入れているけど全然普及していないらしいのですけれど……。)
まぁ自国でどの単位を使おうが別にいいと思いますがね。日本も尺だの升だの坪だの独自の単位を使いまくってるしね。