衣類についちゃったサビ汚れは普通に洗濯してもなかなか取れません。
今はホームセンター等で様々な種類の洗濯用洗剤やシミ抜き剤が販売されていますが、しっかりと目的に合った洗剤を選ばないと無駄になってしまいます。
ここではサビ汚れを落とすための漂白剤「ハイドロハイター」についてご説明させていただきます。
ハイターとハイドロハイター
普段洗濯をあまりしない方は、自分の中のふわっとした情報でなんとなく衣類を漂白するなら洗濯用「ハイター」でしょ?って感じでハイターを使っちゃう方が結構いるみたいです。
「ハイター」は花王から販売されている漂白剤で、こすっても落ちないガンコな汚れを落とし除菌消臭までできる製品です。
確かにハイターは衣類の汗シミや黄ばみ、黒ずみ落としには抜群の効果を発揮するのですが、残念ながらサビ汚れにはあまり効果がありません。
サビ汚れには同じく花王からでている「ハイドロハイター」がおすすめです。
ハイドロハイターについて
ハイターは「塩素系」の衣類用漂白剤ですが、ハイドロハイターは「還元系」の衣類用漂白剤です。
また、ハイターは液状ですがハイドロハイターは粉末状となっています。
ほとんどの繊維に使えて鉄分や赤土汚れ等に特に効果的です。真っ白のワイシャツについてしまったサビ汚れなどを落とすのに適しています。
お近くのホームセンターやドラッグストア等で150gのものが200円~300円くらいで購入できますよ。
ハイドロハイターの使い方
ハイドロハイターを使用するときはつけおき洗いをします。
40℃くらいのお湯に粉末を溶かし、そこに衣類を30分から2時間程度浸してから水ですすぐだけです。
ここで1つ注意があります。絶対に洗濯機の中でのつけ置きはしないでください。洗濯機の故障の原因になります。
作業服の油汚れにはベンジン
今は洗剤が進化しているので、食事の際に付いてしまったちょっとした油汚れなら普通の洗濯用洗剤で簡単に落とすことができます。
しかし作業着についたしつこい機械油や長期間放置してしまった油染みなどにはベンジンを使用するのがおすすめです。
ベンジン使用時の注意点
ベンジンは油汚れや油性マジックを落とすほかシールはがし等に使えるのですが、非常に引火性の高い危険な液体でもあります。
使用時には火気厳禁は勿論、皮膚などにつけないように十分注意してください。
またベンジンは揮発性が高く、刺激臭がするので換気の良い場所で使用するようにしましょう。
まとめ
サビ汚れと油汚れの落とし方について簡単に説明させていただきました。
洗剤を使いこなして毎日洗濯をしている方にとっては今更な知識でゴメンなさい <(_ _)>
普段洗濯をしない人やこれから一人暮らしをする方などの一助となれば幸いです。
最後に
ここまで書いていてこんなこと言うのもアレなんですが、失敗できない本当に大事な服はプロのクリーニング屋さんにおまかせしましょう (´・ω・`)
節約にもなるし、なんでも自分でやることは素晴らしいと思いますが、無理をして大切な洋服を台無しにすることのないように気をつけてくださいね。