暑い季節には氷を浮かべた梅酒が美味しいですよね。食欲増進など夏バテ予防にもおすすめの梅酒。
ここでは自宅でも手軽に作ることができる「梅酒」の作り方をご説明します。
目次
梅酒の材料を用意しよう
梅
まずは梅酒なので勿論「梅」が無いと始まりません。使用する梅の実は一般的に果実が硬くてまだ熟していない青梅を用います。

砂糖
使用する砂糖はスッキリを仕上がる氷砂糖がおすすめです。グラニュー糖や上白糖も使えますが、その場合は甘みが強くなるためお好みで分量を調節してください。
お酒
ベースとなるお酒にはアルコール度数35度の甲類焼酎、一般的にホワイトリカーと呼ばれているものが最適とされています。
保存ビン
梅酒作りには密封瓶が必要になります。
材料の割合について
ビンと材料の割合は容量4リットル(5号)のビンに対して梅の実1.0kg、氷砂糖500gの2:1の割合にホワイトリカー1800ml。
2リットルのビンなら梅0.5kg、砂糖250g、酒900ml。8リットルなら2.0kg、1000g、3600mlになります。
梅酒のつくり方
梅をキレイに洗います
まず最初に梅酒に使う梅の実を水道の流水できれいに水洗いします。その後、柔らかい布巾などで水気を拭き取ります。
この時キズがあったり、痛んでいる梅は取り除きましょう。

アク抜きについて
梅酒作りには熟していない青い梅を使用するので、そのままだと苦味やエグ味がでてしまいます。そのため私は2時間程度、水の入った容器に梅を漬けてアク抜きするのですが、漬けすぎると変色して梅が台無しになってしまいます。
人によっては梅酒作りの時にアク抜きはしない、不要だとの意見もあるので難しいところです。
アク抜きする場合は長くても2時間~4時間程度、少しでも黄色に熟しかけている梅ならアク抜きはしないということでOKだと思います。梅酒用にお店などで売っている梅もアク抜きは不要のようです。
梅のヘタを取ります
竹串や爪楊枝などでヘタをキレイに取ります。地味で面倒な作業ですが、丁寧に取り除けばそれだけ梅酒にエグ味、雑味が無くなって美味しくなるので頑張りましょう。

梅と砂糖をビンに入れてホワイトリカーを注ぎます
ビンの中に梅と氷砂糖を交互に入れていきます。

梅が潰れないようにゆっくり丁寧に梅を入れて、その上に氷砂糖をふりかけるように、梅→氷砂糖→梅→氷砂糖…とビンに入れます。そして静かにホワイトリカーを注ぎいれます。
保存して完成
しっかり瓶のフタをして、直射日光の当たらない涼しい場所で保存して下さい。

飲み頃っていつ?
梅酒は漬けてから3ヵ月後くらいから飲めますが、一年くらい漬けると熟成が進み味わいも深まります。
ブランデー梅酒を作って見よう

ブランデー梅酒って何?
梅酒作りで使うお酒はホワイトリカーが一般的ですが、我が家ではホワイトリカーではなくてブランデーで梅酒を作ります。
ホワイトリカーとは違い、ブランデーで作るとお酒自体の甘味や風味によって味に深みが出るのでおすすめです。
使うブランデーは所謂普通のブランデーでもいいのですが、果実酒を漬ける為の果実酒用ブランデーがあるのでそちらを使用するのがいいと思います。
どうやって作るの?
作り方は基本的にホワイトリカーで作るときと同じですが、ブランデー自体に甘味があるので若干砂糖を少なめにするのがいいかも知れません。それとブランデーで漬けるとホワイトリカーで漬けたものよりも熟成されるのが早いみたいです。ちょっと早めに自家製梅酒を楽しめます。
個人の好みはあると思いますが、私は初めてブランデーで作った梅酒を飲んだときに衝撃を受けて今では断然ブランデー梅酒派です。興味のある方や洋酒が好きな方は是非一度試してみてください。
ちなみに私のおすすめの飲み方は断然ロック!冷蔵庫で冷やしたロックグラスに大きめの氷を入れて飲むのが最高です!!
まとめ
さて、ご自宅で出来る梅酒作りを簡単に説明させて頂きました。
梅酒は奥が深いです。梅の種類、状態、仕込みのお酒の種類などで全然違う味わいの梅酒ができあがります。一度や二度の失敗にめげずに試行錯誤を繰り返し、貴方だけの最高の梅酒をつくってくださいな。