ブラインシュリンプって知ってますか?
熱帯魚や金魚の稚魚の餌に最も適していると言われているのが「ブラインシュリンプ」です。
ちょっと熱帯魚などに詳しい方にとっては常識的な知識ですが、知らない人も多いんじゃないでしょうか?
恥ずかしながら私も知り合いの販売店の方に聞くまで名前を聞いたことも無かったです……。
ここでは全然知らない人向けに簡単にブラインシュリンプについてご説明します。
ブラインシュリンプって何?
ブラインシュリンプ (brine shrimp) は小型の甲殻類です。小さいエビのような生き物。
正確には 無甲目 ホウネンエビモドキ科のアルテミア(Artemia)と呼ばれる原始生物の一種。
こうして拡大して見るとなかなかエグイ見た目をしてますね。
懐かしのシーモンキー
ある年齢以上の方にとっては懐かしい名前だと思います。学研の科学の付録とかについてたアレです。
実はあれがブラインシュリンプなんです!
ちびまる子ちゃんも飼っていたシーモンキーが栄養満点の餌として売られているんですねぇ。
ブラインシュリンプの与え方
ブラインシュリンプは卵で売られていることが多く、基本的に卵を孵化して魚に与えます。
孵化の仕方
説明書にも書いてありますが、水温28度前後の塩水に入れると24時間で孵化します。
最初は上手く孵化できないかも知れませんが、Amazonのレビューなんかを参考にチャレンジしてみてください。
孵化するのが面倒な方
どうしても孵化が上手くいかなかったり、面倒でやってられないという方もいるでしょう。
そんな方の為に孵化したブラインシュリンプを栄養そのままに冷凍したものがあります。
単純に量や価格を考えると卵の方がお得かもしれませんが、解凍してすぐ与えられるので手間がかからずに小分けで便利なのでコチラを選択するのもアリかも知れません。
まとめ
さてここまでブラインシュリンプについて説明させていただきました。
とにかく栄養満点の天然フード「ブラインシュリンプ」
稚魚だけじゃなく一番上の画像にあるクマノミなどあらゆる熱帯魚にとって最高のご馳走です。
繁殖目的じゃなくても飼っている魚が産卵して孵化してしまうことって結構あると思います。適当な水槽に夜店で掬った金魚を飼っていても産卵するときは産卵するんです。生きているんだもの。
稚魚が生まれたり、飼っている熱帯魚がちょっと弱ってるかも?と感じたときは是非ブラインシュリンプを与えてみてください。
勿論普段から毎日与えても全く問題ないどころか、きっと喜んで食べるでしょう。